2011年6月14日火曜日

第52回 日系コミュニティクイーン選考会

 5月28日(土)ベルビュー市で開催された「第52回 日系コミュニティクイーン選考会」に出席しました。

日系コミュニテフィクイーンは、若い日系女子大生の教育向上、文化意識を高める活動を支援する奨学金プログラムの一環で、将来の日系社会のリーダーや貢献者の育成を目的としています。

そのため、日本でいういわゆるビジュアル重視のミスコンと違い、学力・スピーチ能力・コミュニティ活動歴なども選考基準となるようです。

この日出場した4人も踊りなど特技が披露されたが、その後の司会者の質問コーナーでは「最近のシュワルツネッガー前知事のスキャンダルに対してどう思うか?」といった問いが出され、それぞれどう答えるか注目しました。

各人答え方は違ったが、おおむね趣旨としては、「知ってはいるが、この問題はプライベートな問題なので、答えられない。」とさらりと答弁。クイーンともなれば、日頃の行動や言動が注目されるだけに、あらゆる問題に対して、すぐに対応できるよう日頃から訓練されている様子でした。

その後、学業や日頃のコミュニティ活動についてのプレゼンが行われましたが、どれも本当にすばらしく甲乙つけがたい感じでした。その中から今回、フレドリカ・ミアコ・マカートさんが見事クイーンに選ばれました。

今後、この4人は学業の傍ら、日系コミュニティの発展のためにイベントなどに出演されます。

なお、優勝された、フレドリカ・ミアコ・マカートさんは来年開催の神戸まつりのおまつりパレード出席のため、神戸訪問が予定されています。



2011年6月8日水曜日

日系コミュニティクイーン キサ・ニシモトさん 神戸に。

5月22日(水)、第51代日系コミュニティクイーンのキサ・ニシモトさんと日系コミュニティ財団のテリー中野代表が事務所にお越しになり、5月15日に開催された神戸まつりのおまつりパレード出席のために神戸訪問された際の神戸の感想などを話されました。

12日に神戸入りしたキサさん、さっそく、13日には、神戸海洋博物館で開催された港繁栄・海上安全祈願祭に出席し、「奉鐘の儀」では、神戸港の繁栄や海上の安全を祈って鐘をたたきました。

午後には、生田神社の加藤宮司(神戸市民祭協会実行委員長)が企画された特別参拝と茶会に出席。キサさんは「少し緊張したが、日本文化の経験ができてよかった。」とのコメント。

さらに、矢田・神戸市長への表敬訪問のため、神戸市役所に。キサさんは、神戸の印象について、「景色が本当にすばらしい。滞在中、いろいろな所を見たい。さらに、来年、神戸とシアトルの姉妹都市提携から55年を迎えることから、是非シアトルにお越し下さい。」とコメント。

15日のおまつりパレードでは、中村・副市長とともにオープンカーに乗り込み、フラワーロードと三宮中央通をパレードし、沿道で見守る大勢の人々に笑顔で答えていました。神戸まつりのおまつりパレードの印象について、「予想よりまつりが大きくてびっくりしたが、楽しかった。」とコメント。

神戸滞在中は三宮商店街やハーバーランドなどにも足を延ばし、神戸を堪能された様子、最後に「今回の神戸訪問のよさをシアトルの多くの人に伝えていきたい。」とのコメントもいただきました。