2011年3月21日月曜日

東北地方太平洋沖地震 シアトルでコミュニティ集会

東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。

19日(土)、東北地方太平洋沖地震に関する集会(Community Gathering)が、シアトルセンターの「神戸の鐘」(Kobe Bell)前で開催され、400名を超える市民の皆さんが出席されました。

太田清和 在シアトル日本国総領事、クリスティン・グレゴア ワシントン州知事、ジム・マクダーモット 連邦下院議員、ダリル・スミス シアトル市副市長が登壇され、被災者への哀悼の意を表され、さらに今後の早期復興への支援などを述べられました。

今後も震災関連のシアトルの動きなどをお知らせします。



※「神戸の鐘」は、1957年に姉妹都市提携したシアトル市との友好関係のシンボルとして、1962年にシアトルで開かれた世界博覧会に合わせて神戸市が贈りました。
ちなみにシアトル市からは、神戸市役所横の花時計奥にあるトーテムポールが贈られました。

なお、1995年の阪神・淡路大震災直後、有志の皆さんが震災の犠牲者の鎮魂や神戸の早期復興を祈願して、この鐘を鳴らし続けてくれたとのことです。

以後、毎年震災の日(1月17日午前5時46分)に合わせて(シアトル時間:1月16日午後0時46分)、シアトル神戸姉妹都市協会が慰霊式典を開いてくれており、今年1月には16回目を迎えました。


「神戸の鐘」前

 地元テレビ局のローリー・マツカワさんが司会を担当。

 大勢の方々が見守る中、会は進行

 グレゴア知事から、ワシントン州の企業や市民からすでに700万ドル以上の
寄付の申し出があるとのご報告。今後、さらなる支援を呼び掛けました。

 シアトル高野山仏教会 今中太定 住職の読経の中、
一人一人鐘を打ち、祈願しました。

会場ではYMCA、ピースウインズアメリカ、
赤十字による募金活動も行われました。
ボランティアの皆さん、お疲れさまです。